京橋・桜ノ宮からアクセスが便利な、城東区・旭区に隣接する大阪市の鶴見区の今福鶴見にある、からだの悩みを『姿勢』から改善するfocoluluピラティス&パーソナルトレーニングスタジオ代表の石堂浩毅と申します。
本当にありがたいことですが、4月から定期的にグループレッスンを開催する機会が増えてきました。
『目の前にいるお客様にとっての最善』に寄り添うため、1対1の運動指導だけでなく集団指導の中でも丁寧に工夫を重ねることで、多くの気づきを与えられる手段になると私自身レッスンを重ねる毎に学ばせていただきます。
レッスンに参加されるお客様の中にはピラティスを初めて受けるという方も多く、『体幹トレーニング』や『ヨガよりちょっときついやつ』など、様々なイメージをお持ちです。
ピラティスの起源がもともとリハビリとして生み出されたことをお話すると驚くお客様も多いです。
今リハビリの現場ではピラティス専用のマシンを設置しているクリニックもあり、機能改善や障害予防などにピラティスメソッドが大きな効果を発揮することを期待されています。
そして、今や国民病とも言われている『腰痛』ですが、現代を生きる私達の多くは痛みの有無に関わらず腰に慢性的な不調を抱えています。
座っている時間が長くなると痛くなったり、ぎっくり腰を繰り返したりなど日常生活にも影響を及ぼす症状に悩みながら生活されている方もいらっしゃいます。
そんな腰の痛みや不調の改善・予防について、なぜピラティスが腰痛の改善や予防に効果的なのか解説していきます。
腰にストレスを与えない姿勢と動きを教育する
・長時間座り続けることによってデザインされた姿勢を復元する。
長時間のデスクワークなどの不規則な生活習慣がもたらす姿勢への影響は、腰にストレスを与えるひとつの大きな要因になります。
上記の図は、背骨と背骨の間にある椎間板(ついかんばん)を圧迫する力を姿勢別に比較をしている表になりますが、通常の立ち姿勢よりも座り姿勢の方が約2倍近くの負荷が掛かるようになります。
実は、立っている姿勢よりも座っている姿勢の方が腰痛の原因となるストレスを与えてしまうのです。
また、前かがみで荷物を持ちあげている状態になると立ち姿勢の約4倍もの負荷が掛かるようになります。
私もお客さまとのセッションやレッスンがない時間は、書類を作成したりブログを書いたりなどの事務作業で平気で1~2時間連続でパソコンを使用していますし、熱中していると背中が丸くなって身体も前かがみになっていきます。
作業が終わった後は腰だけでなく身体全体がだるくなっていますし、座っている時間が長くなることが習慣になってくると慢性的な腰の不調や違和感に繋がっていくことが容易に想像できます。
しかし、ピラティスはこのように不規則な習慣によってデザインされた姿勢を復元することによって、腰にストレスを与える要因を改善する効果があります。
ピラティスでは具体的にどのようなアプローチ方法で腰にストレスを与える要因を改善していくのか、解説していきます。
・人間が本来持っている理想的な姿勢を取り戻す。
人の顔がそれぞれ違うように、皆さんの姿勢もそれぞれ違います。
グループレッスンに参加して下さっているお客様の姿勢も皆さんそれぞれ違った姿勢していますし、定期的にセッションを受けて下さっているお客様もその日によって姿勢が変化していることもあります。
つまり、私達の生活環境や習慣の中には、良くも悪くも姿勢に影響を与える様々な要因が存在しているのです。
それでも私達は姿勢に影響を及ぼす環境や習慣に適応しながら日々生活を送っています。
ピラティスは、このようにそれぞれの理由で影響を受けた姿勢に応じてアプローチを行うことを実現しているからこそ、現代人が抱えている腰の不調に効果を発揮していきます。
私達が本来持っていた理想的な姿勢を取り戻すため、ピラティスでは『ニュートラルポジション』という指標を活用していきます。
ニュートラルポジションは背骨のS字カーブがきちんと配列された状態で、人のあらゆる運動において筋肉や関節が正しく動くようになり、腰部の不調に繋がる要因を予防することができる姿勢です。
ピラティスのエクササイズ効果の特徴は、受け身ではなく自らが動くことによって一過性のものではなく、継続的に身体が正しい姿勢と動きを学習していきます。
そして、ニュートラルポジションの獲得によって、腰部の不調を改善・予防するためにとても大切な『パワーハウス』と呼ばれる体幹部のコルセットの働きを促してくれるのです。
・腰痛の改善・再発予防ためのコルセットをつくる。
パワーハウスが実際にコルセットの役割として働く部位が『インナーユニット』と言われる4つの筋肉から構成されている部位です。
インナーユニットは体幹部を安定させる働きによって、正しい姿勢を保持し腰に負担が掛からないように貢献してくれています。
そのためにも、4つの筋肉が協力し合いながら働くことが大切になります。
私達現代人のように、座っている時間が長時間に及ぶような不規則な生活習慣によって姿勢が悪くなってしまうと、インナーユニットの協力し合う働きが低下してしまい、腰部への負担も大きくなってしまう原因に繋がります。
インナーユニットのコルセットとしての働きを促すためにも、ニュートラルポジションの獲得が大切です。
そのためにも先ずは自分の身体の現状やクセを知ることが大切です。
実際にピラティスを指導をしていく中で、ただ単純に動くだけでなひとりひとり異なる生活習慣からどのように姿勢や動きに影響があらわれて、腰部の不調の原因を生み出しているのか、お客様に認識していただきながらエクササイズを行っていただきます。
自分の身体の課題に気づくことで、日常生活の中でも意識や行動変容が起こり、腰痛を繰り返さないためのコルセットを自分自身で作る手助けとなってくれます。
本日のまとめ
私達の生活環境や習慣の中には、姿勢に影響を与える様々な要因が存在し、それらは腰に負担を掛ける直接的な原因にもなり得ますが、現代人が抱えている腰痛の原因も人それぞれ異なります。
長時間のデスクワークや労働時間の超過、SNSの普及や対人関係のストレスなど、私達の生活を取り巻く環境は自分自身の身体の状態を認知することが難しい状態ではあり、それでも適応していくことによって日々生活を送っています。
ピラティスはそんなあらゆる生活環境の中で慢性的になってしまった腰部の不調の原因に対して、人間が本来持っている理想的な姿勢と動きを復元する現代人にマッチしたメソッドだと言えます。
ピラティスはただエクササイズをするためのエクササイズではなく、自分の身体の状態を知り、身体の内側にある課題に気づき日常生活の中での意識と行動の変化にまで落とし込める手段でもあります。
その小さな積み重ねが、腰部の不調を繰り返さない健康的で快適な身体を継続的に獲得することへと繋がっていきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
パーソナルトレーナー 石堂浩毅
・お問い合わせについて
慢性的に起こる辛い腰痛でお悩みの方は、下記リンクより一度お気軽にご相談ください。
現在の症状や生活習慣など、改善のためのワンポイントアドバイスをお伝えいたします。
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focolulu(ホコルル)
ピラティス&パーソナルトレーニングスタジオ
住所:大阪市鶴見区鶴見4-9-26
■営業時間
月~金 10:00~21:00
土曜日 10:00~19:00
定休日 日曜日
■アクセス方法
・電車でお越しの場合
大阪メトロ長堀鶴見緑地線『今福鶴見』駅3番出口より徒歩3分。
(『京橋』駅より2駅目が今福鶴見駅になります。)
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