デスクワークで起こる腰痛の原因解説と、座ってできるストレッチ3選のご紹介。

京橋・桜ノ宮からアクセスが便利な、城東区・旭区に隣接する大阪市の鶴見区の今福鶴見にある、からだの悩みを『姿勢』から改善するfocoluluピラティス&パーソナルトレーニングスタジオ代表の石堂浩毅と申します。

 

3月も最終週に入りました。

 

大阪は今週から20℃くらいまで気温が上がり、桜も見ごろを迎えるようです。

 

桜を見に行かれる方も増えて、お花見スポットでは場所取り合戦が始まります(笑)

 

夜はまだ肌寒くなりますので、夜桜を見に行かれる際は薄着になりすぎないようにご注意ください。

 

本日は腰痛についての記事になります。

 

腰痛と言っても痛みの原因や種類は幅がひろく、各症状に応じて運動の方法も変えたり安静を推奨することもあります。

 

本日はデスクワークの方に起こりやすい腰痛の原因解説と、座ったまま出来る解消のためのストレッチ方法をご紹介していきます。

 

デスクワークの方に起こりやすい腰痛の原因とは?

・座り続けることは、実は立っているよりも腰に負担をかけている。

長時間のパソコン作業など、デスクワークが中心のお仕事をされている方が抱えやすい腰痛…。

 

その原因は、長時間デスクに座り続けることにあるのですが、なぜ長時間座り続けることで腰の痛みに繋がってしまうのでしょうか?

座り方が悪いから?

椅子が身体に合っていないから?…もちろん間違いではありません。

 

しかし、少し掘り下げて考えてみると、『座り続ける』ということは様々な要素から構成されていて、私達は長時間この環境にさらされることによって腰に負担をかけてしまいます。

 

具体的に『座り続ける』を構成している要素を挙げていくと…

・座ることで股関節(こかんせつ)、膝(ひざ)は常に曲がった状態となる。

・どちらかの脚を組んで座る癖がある。

・左右のお尻の座圧が安定しなくなってしまう。

・脚がガニ股、内股になっている。

・背中が丸くなり、モニターを見るために頭が前に出てしまう。

・キーボードを打つために肩は内に巻き、肘が常に曲がった状態になっている。

・目線も一点に集中してしまう。

 

書き上げればきりがありませんが、中には腰の痛みと直結しなさそうな内容もありますね。

 

しかし、どの内容も実は腰痛の原因に関わっているのです。

 

つまり、長時間座り続けることを余儀なくされてしまうデスクワークの方は、腰痛を招いてしまう原因にさらされていることになります。

 

とは言うものの、デスクワーク中心の生活習慣を断つことは現実的に難しいものがあります。

 

長時間座り続けることを余儀なくされるデスクワーカーの方にとって、腰痛を改善・予防するために先ず抑えていただきたいポイントとして、『なぜ腰に負担をがかかっているのか』というところにアクセスできるようになることが大切です。

 

長時間座り続けることがなぜ腰痛の原因になってしまうのか、腰に負担がかかる要因を自らが把握することで自発的にストレッチなど適切な対処法を選択することができ、また日常生活における注意点などに意識を向けやすくなります。

 

そのポイントをご自身で押さえていただいた上で、日常生活やエクササイズに取り組んでいただくように私のセッションでは促していきます。

 

座ったまま出来る腰痛解消ストレッチ3選。

デスクワークが中心になっている方でも、隙間時間でイスに座ったままできる腰痛解消ストレッチを3つご紹介します。

 

①背中-肩甲骨ストレッチ

 

 

・両腕を伸ばして胸の前で手を組み、胸と組んだ手を遠ざけていきます。

この時、背中はやや丸めた状態にしましょう。(両肩甲骨の間の筋肉のストレッチ)

 

 

・お尻が座面から離れないように、上半身を左右に倒していきます。(体側の筋肉ストレッチ)

・反対側も同じように伸ばしていきます。

 

②股関節-背中ストレッチ

 

 

・両脚を開き、両膝の上に手を乗せて身体を捩じっていきます。この時、対角線上にある肩と膝を近づけるように捩じっていきます。(背中と股関節の内側の筋肉のストレッチ)

・反対側も同じように伸ばしていきましょう。

 

③腕-胸ストレッチ

 

・両腕を上半身の後ろにまわして手を組みます。この時、手の平は床に向くようにしておきましょう。

・両腕は座面に向かって伸ばし、胸は張ります。(胸と腕の筋肉のストレッチ)

 

 

・注意点

上記どのストレッチも、急激に伸ばさないように注意してください。

心地よく伸びた状態でキープし、深呼吸を5回ほど繰り返してみましょう。

 

 

本日のまとめ

今や国民病とも言われている『腰痛』ですが、腰の痛みだけでなく、何かしらの違和感を抱えておられる方は多くいらっしゃいます。

 

その中でも今回は、デスクワークの方に起こりやすい腰痛の原因に対してフォーカスしていきましたが、デスクワークが中心の生活習慣を断つことは現実的に難しい問題です。

 

腰痛の原因を座っている時間が長いからという枠組みで捉えるのではなく、長時間座り続けることがどのような要素から成り立っているのかという視点を意識することで、自分の身体の状態にマッチした解消のためのストレッチなど、対処方法を選択することができると考えています。

 

今抱えている腰痛の原因、自身の身体の状態と生活環境に合わせた腰痛改善・予防のためのトレーニングについて具体的に知りたい方は、是非専門家をお尋ねください。

 

コチラのブログからもお気軽にお問合せ下さい(^_^)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

パーソナルトレーナー 石堂浩毅

 

・お問い合わせについて

長時間のデスクワークなどで慢性的に起こる辛い腰痛でお悩みの方は、下記リンクより一度お気軽にご相談ください。

現在の症状や生活習慣など、改善のためのワンポイントアドバイスをお伝えいたします。

 

 

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